塗装一般について
- 屋根や外壁の塗り替えの一番の目的・メリットは何ですか︖
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建物の外装(屋根や壁)は、日々強い紫外線や雨風にさらされており、徐々に劣化が進んでいきます。それらを放置していると 雨漏りなどに繋がり、建物内部(柱や梁)が腐ってしまう原因となってしまいます。
人間と同じで、早めにメンテナンスを行うことで費用を抑え、建物寿命・資産価値を大幅に飛躍させることが可能となります。
- 外壁の塗り替えを考えているのですが、一般的な塗料と機能性塗料のどちらにしようかと悩んでいます。お見積もりを塗料別で数プラン出してもらうことは可能ですか︖
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はい!可能です。
一般的な塗料は大きく分けて「アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッソ・無機」のグレードに分かれます。
高耐久塗料になるにつれて高価となりますが、耐久年数が大幅に向上する為、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れ、逆にお値打ちとなる塗料もございます。 また、機能性塗料においては「遮熱・断熱・防カビ・透湿・多彩仕上」などが挙げられ、近年では室内での熱中症対策や光熱費の削減、CO2削減に有効な塗料として遮熱塗料が大変注目されています。(表面温度を約22~30度ほど抑制でき、エアコンの稼働時期や稼働時間の短縮に繋がり、約20%の電気代削減が見込めます。)
塗装本舗では、ほぼ全ての国内一流メーカーの仕入れが可能です。さらに、一般塗料に加え通常塗装店では取扱えない各種機能性塗料も認定施工店登録を行い、お客様の大切なご予算と住まいの材質・状態に合わせた最善なご提案をいたします。
- 外壁の塗り替えに適した季節などはありますか?また、季節によってメリット・デメリットがあれば教えてください。
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塗料品質の向上により、速乾性の塗料がスタンダードとなってきた為、基本的にオールシーズンでの塗装工事が可能です。
ただし、雨降りや湿度の高い日に無理をして塗装作業を行うと、外装材と塗料の密着が悪く塗膜が剥がれてしまったり、艶が引いて本来の美観を得られないなど、工事品質を担保できなくなってしまいます。
一般的に春秋シーズンが塗装工事に適しているとは言われますが、春は黄砂の飛来、秋は台風シーズンと重なるため一概にベストな時期を決めるのは難しくなります。時期も大切ですが、一番大事なことはその日のコンディション(天候・温度・湿度)となります。
- 外壁に白い粉が出てきているのが目立つようになってきました。これは何ですか?
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チョーキング(白亜化)現象と呼ばれます。
この現象は塗装表面にある表層樹脂が、熱や紫外線、風雨などに晒されることで、塗料に含まれる白色顔料(酸化チタン)からラジカルと呼ばれる劣化因子が発生し、樹脂の結合力を低下させることで外壁の表面にチョークの粉のようになって出てきてしまうことを指します。
チョーキング現象が表れると、表層樹脂(コーティング)が破壊されその機能が損なわれますので、外装材が水分を吸い劣化のスピードを早めてしまうのです。外装材の腐食が進むと、最終的に塗装工事が行えなくなり屋根や外壁の貼替えが必要となる為、工事費用が大幅にUPしてしまいます。(塗装費用の約2~3倍)そうならない為にも定期的に外壁のセルフチェックを行い、メンテナンスの計画が大切です。
- 屋根の塗り替えの対象になるのはどの様な屋根ですか︖また屋根材によって何か注意することはありますか︖
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屋根の種類は大きく分けて「セメント瓦・乾式コンクリート瓦・スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)・アスファルトシングル・陶器瓦・トタン・ガルバリウム鋼板」などが挙げられます。
それぞれ耐用年数に違いはありますが、一般的に陶器瓦以外は全て定期的な塗り替え工事が必要です。ただし、その種類や材質を見定め塗料をしっかりと選定しないと、屋根材との相性が合わず直ぐに塗膜が剥がれてしまう可能性もあるのです。
また最近では、陸屋根(フラットルーフと呼ばれる住宅も増加し、こちらは屋根材ではなく防水層と呼ばれる構造をしており、同じように定期的にメンテナンスを行う必要がございます。
- 屋根・外壁塗装の色は選べますか︖また塗料の色を決めるアドバイスなどはいただけますか︖
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はい!可能です。一般社団法人日本塗料工業会が発行している色見本618色の中から、自由にお選びいただけます。
ただし、失敗しない色選びの為には「家の構造やデザイン・周辺環境・面積効果」なども考慮する必要があります。また、同じグレードの塗料を用いたとしても、耐久年数が下ってしまう色などもあるのです。
塗装本舗では、塗装の専門家として大切な住まいの色選びにおいて「カラーシミュレーションソフト」を導入しておりますので、工事前にイメージ写真を作成し最適なご提案を心掛けております。
- 外壁の塗替えを考えているのですが、調査やお見積りは無料でしょうか?また数社相見積もりを取っても宜しいですか?
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はい!無料です。
塗装本舗は営業会社ではありませんので、塗装の専門家として「ドローンや高所カメラ」なども用いた厳密な調査を実施し、屋根や外壁の材質や状態を細かくチェックしていきます。その後調査結果を解析し、塗料メーカーとも十分協議したうえで、一軒一軒のお家に合わせた建物診断報告書とお見積書を 提出いたします。(全て無料です)
また弊社では、比較検討は非常に大切であると考えておりますので、相見積もりをおススメしております。
塗装工事期間・工事中の対応について
- 屋根・外壁の塗装工事は雨天の日もおこないますか︖
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いいえ!行いません。雨天や湿度の高い日に無理をして塗装作業をすると、外装材との外装材と塗料の密着が悪く塗膜が剥がれてしまったり、艶が引いて本来の美観を得られないなど、工事品質を担保できなくなってしまいます。
ただし、高圧洗浄や雨の当たらない場所(テラスの中など)など、重々注意を行ったうえで一部作業を行うケースがございます。
- 塗装工事中は必ず家に誰か居なければだめですか︖ また職人さんのトイレの使用などはどうなりますか?
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いいえ!ご不在で構いません。
基本的に外部作業となりますので、お家にの中に入ることはございません。(トイレなどもコンビニなどの近隣施設を利用します.)
防犯対策のため、在宅時も含め全ての窓の施錠をお願いしております。
- 我が家は一般的な大きさの普通の住宅です。屋根と外壁の塗装工事を頼むと、工事期間はどのくらいですか︖
一般的な30~40坪ほどのお家ですと約2週間前後となります。ただし、建物の材質や状態、天候などにも左右されますのでご了承ください。
- 塗装作業はおおよそ何時から何時までですか︖また週末や祝日は工事を行いますか?
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作業時間は、基本的に8:30~17:30までとなります。ただし、日々の作業状況により若干変更となる場合がございます。
また週末や祝日は、基本的にお施主様やご近隣の方へのご迷惑となるためお休みしておりますが、お客様より工期短縮などのご要望を受けた際には、作業を行うことが可能です。
- 塗装の工事期間中は、洗濯物などはどのように対処したらいいですか︖
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基本的に室内干しをお願いしております。
足場の周りにシート囲いをするのですが、風向きなどにより高圧洗浄時の汚れ水や、塗装作業時の塗料が飛散し、洗濯物を汚したりしてはいけない為、ご了承ください。
- 知り合いが他の塗装会社で工事をした時に、隣家の方の車に塗料が飛んでトラブルになったと聞きました。そのような対応はどうされていますか?
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弊社では、基本的に手塗りにこだわった施工を行い、さらに足場には飛散防止シートを囲っておりますが、強風時など稀に塗料が飛散するケースが考えられます。
原則として、基準を上回る強風時には作業を中止するか、またはお隣りの方へご挨拶のうえ車に専用シートを被せていきます。
それでも、万が一の際には工事賠償責任保険に加入しておりますので、ご安心ください。
サポート・お支払いについて
- 塗装工事終了後のアフターサポートはありますか︖ またサポート内容はどのようなものですか︖
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塗装工事終了後は保証書を発行し、万が一施工箇所に不具合等が見受けられた際には、迅速な対応と無償メンテナンスを実施致します。定期的な点検を行っている会社もございますが、点検費用の捻出は各社工事費用に含めておりますので、弊社としては少しでもイニシャルコスト(初期費用)を抑えることと、創業以来ほぼ工事不具合の連絡を頂いたことがない為、採用しておりません。
ただし、近隣に伺った際はご挨拶と施工箇所の確認で訪問することがございます。
- 屋根・外壁の塗り替えを考えているのですが、ローンを活用して初期費用を抑えたいと考えています。ローンの取り扱いはありますか︖ある場合、どういった内容か教えてください。
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はい!ございます。
各銀行と提携しておりますのでそちらのご紹介や、また大手ローン会社(オリエントコーポレーションやイオンプロダクトファイナンス)の低金利リフォームローンも取扱っております。年利2.4%(団体信用生命保険込)で最長15年間でのご返済が可能です。
ご家庭の資金計画に合わせ、プランナーが最適なご提案をさせて頂きます。
塗装工事期間中の近隣への配慮と防犯について
- 塗装工事を行う際に隣家、近隣の方々へご迷惑がかからないようにと考えています。塗装本舗さんでは近隣の挨拶はどうされていますか︖
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着工前に、ご近隣の方へのご挨拶に伺っております。
工期や施工箇所、工事内容などをしっかりとお伝えし、ご近隣の方への了承を頂いてから工事を進めて参ります。
- 塗装工事中の防犯対策はどうなりますか?足場を使った空き巣や盗難などが心配です。
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弊社では、防犯足場という商標登録をした「安全・安心リフォームネットワーク」という団体に正規登録しておりますので、足場設置中は規定箇所にセンサーライトと防犯カメラを設置し、工事中の防犯対策を徹底しております。
塗り替え工事の品質・検査と保証について
- 塗装作業は、同じ職人さんが最後まで作業を行いますか?知り合いが他の塗装会社で工事を行った際に、毎日違う職人さんがきて、仕上がりも悪かったと言っていました。
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はい!同じ職人が行います。
一軒一軒に作業責任者(職長)を配置し、着工から完工まで責任を以って作業を行います。
一貫して同じ職人が担当する為、連絡事項のやり取りや、各工程ごとの段取りもスムーズに行え、仕上がりも統一されます。
- 工事の検査はされるのですか?
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はい!行います。
専任の現場監督が、施工箇所ごとに足場上検査、完了検査と計2回の厳密な自社検査を実施致します。
- 工事中の写真を撮ってもらいたいのですがお願いできますか?また保証書はもらえますか?
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はい!大丈夫です。
工事中は、チェックリストに沿って写真管理を行っていきます。
工事完了後に撮りためた施工状況写真を整理し、書面での保証書と一緒に工事アルバムをお渡ししております。